こんにちは〜。ダービーのオッズも出て、いよいよって感じですね。^^
最近はずっと新聞と睨めっこ・・・。しかし、キズナが1番人気とは・・・。何度も言ってますが、ロゴタイプが単勝3倍台とか・・・おいしすぎる・・・。オヤジがローエングリンってだけで、こんなに低評価なのか・・・。(笑)
ダービー・・・幾多の名勝負が繰り広げられてきた、競馬界の祭典。
ディープインパクト、ナリタブライアン、スペシャルウィーク・・・キラ星の如く輝いたスターホース達・・・。
そんなダービー馬の中でも、一番好きな馬・・・愛する馬・・・ウオッカ。
男の日本一決定戦に果敢に挑戦し、見事勝利を収めたあなたの事を少し語らせて下さい。
拝啓。ウオッカ様。
デビュー当時から「すげぇ女がいる・・・」って、噂になってましたね。
2歳女子チャンピオン決定戦にあっさり勝利。
クラシック戦線も桜花賞、皐月賞、オークス、ダービーって全部登録して、話題になってました。
「ウオッカがダービーに出走するかも・・・。」
「いやいや、それはないだろ?」
「でも、ウオッカなら、いい勝負出来るんじゃね?」
「流石に無理だって・・・。」
当時競馬ファンは、勝手にあなたの走る姿を妄想し、夢見てましたよ・・・。
桜花賞で永遠のライバル、ダイワスカーレットに負けた時は、あぁ・・・やっぱりダービー出走なんて夢だったか・・・ってみんな諦めてましたよ。
でも、あなたのオーナーと角居調教師は、とんだファンキー親父でしたね・・・。
オーナー 「ダービーか、オークスか・・・君に任せるよ。」
角居調教師 「え?じゃあ、ダービー行っていいすか?」
オーナー 「よっしゃ!!ダービー行こ、ダービー!!!」
こんなテンションでダービー出走が決まったなんて、後になって知りました。
ダービーのパドックで、堂々と歩くあなたの勇姿・・・。ダービーのメンバーの中に女の子がいる・・・。
夢か・・・?否。
漆黒の馬体。浮かび上がる血管。白いヴァンテージ。
・・・だがウエストから後肢にかけてのセクシーなライン・・・。女だ。確かに女がいる。ダービーに女がいる。
この興奮。来るのか?本当に来るのか?
レースが始まり、ラスト3ハロン・・・。
ウオッカ、来た!!!本当に来た!!!!
全身に立つ鳥肌。1頭だけ次元の違う馬がいる。しかも女。
男共を嘲笑う様に駆け抜けるあなた・・・。歴史が変わる瞬間。・・・女の時代の幕開け。
「何で男ん中に女の子が1頭だけいるの?」
応援馬券・・・。初めて競馬場に足を運んだ女子にどれだけの希望を与えた事か・・・。
雅子様も単勝1000円、あなたに掛けてたんだって。競馬がギャンブルだけの存在ではないと実感。
その後、なかなか勝てない時期が続きましたね・・・。
怪我もして、ボロボロになったあなた・・・。
でもファンは知ってる。
「どんなに負けたって、君が強い事、知ってるよ・・・。」
ウオッカ愛。それに応える君。劇的復活。
活躍の場を、東京競馬場に移してからの君は、まさに「無敵。」
ヴィクトリアマイルでは、役者の違いを見せつけ、天皇賞秋では、永遠のライバルと現役ダービー馬に競り勝ち、ジャパンカップでも劇的勝利。
あなたを取り巻く人間達はあなたに敬意を表してこう言ってたよ・・・。
四位騎手 「もう騎手を辞めてもいい・・・。」
武騎手 「この背中を誰にも譲りたくない・・・。」
オーナー 「ウオッカは天からの授かりもの。」
角居調教師 「もうウオッカの負ける姿を見たくない・・・。」
岩田騎手もスミヨンも、厩務員さんも、君が勝った後泣いてた・・・。特別な存在。唯一無二。
栄光と挫折。それを知ってるから涙が出る。
ファンも泣ける。強いんだけど脆い。負けても負けても直向に這い上がってくる姿。
・・・かっこいい女。強い女。・・・弱い女・・・。守ってあげたい・・・。応援してあげたい・・・。
引退が近付いてきた君・・・。
レース中に舌出して、遊びながら走ってた。でも勝っちゃう君・・・。やんちゃな女。
肺出血して、レースに出れなくなったけど、ちょっと安心したよ・・・。
「立派なお母さんになってね・・・。」
引退してからも、世界最強の男とSEXする為に、世界中を駆け巡るウオッカ・・・。
かっこ良過ぎ。(笑)
君の子がダービーに出走したら、絶対に東京競馬場に見に行くから!!
どうかご無事で・・・。
ウオッカ様・・・ずっとずっと元気でいて下さい。 まるる。
今年もダービーの季節がやって来ました。
みなさん、明日は競馬の祭典です。TV見ましょTV。ww